5月の第2日曜日。
2023年に於いては5月14日、〈母の日〉を迎えます。

もはや国民行事となった〈母の日〉。令和の現在では様々な趣向で〈母の日〉を祝うようになりました。個人的には〈母の日〉に開催されるプロ野球の試合で、選手たちが何かしらのピンク色を身に付ける〈NPBマザーズデー〉が真っ先に思い浮かびますね。試合後のヒーローインタビューで〈母の日〉恒例の「お母さんにひと言」と問われ、「産んでくれてありがとう」と素直に感謝を伝えている若い選手を見ると、素敵な文化が日本にも根付いたんだなとうれしく感じます。

そんな〈母の日〉が生まれたきっかけは、およそ100年前のアメリカ。ひとりの女性が亡き母を偲んで、5月に教会で追悼会を開き、参加者に母親が好きだった白いカーネーションを一輪ずつ配ったことでした。その母を想う心に感動した人たちの輪が広がり、数年後には国の法として〈母の日〉が制定され、さらに世界中に広がっていったそうです。
亡き母を偲ぶ心から生まれたのが〈母の日〉だったんですね。

そんな〈母の日〉の由来に想いを重ねて、すでにお母様を見送られている方は〈母の日参り〉に行かれるのもいいですね。

そしてお母様がご健在の方は、お立ち台の選手のように、あふれんばかりの感謝の言葉を伝えてみるのもいいかと思います。