「広場」から「駐車場」へ

ブログ内の画像でもご報告しましたが、あらためてご案内致します。

当院の境内の一部、および境内に隣接する敷地を駐車場としてアスファルト舗装致しました。かねてからご門徒の方々や参拝されるお客様には歩きづらい砂利の上に雨降りには水たまりができるなどご不便をおかけするものであり、なんとか改善したいものだと考えておりましたが、ようやく願いが叶った次第でもあります。

このたび舗装工事を終えたことで境内の隣接地はようやく「駐車場」と称されることになりました。それまでは「空き地」「さら地」と呼ばれ、さらに遡れば少年時代には友人やご近所の子供たちの間では「広場」と呼ばれていたことをふと思い出します。50年前の広場にはいわゆる土管置き場があったり、山側には墓苑造成後の土砂を積み上げた小さい山があったり、当時の子供たちにとっては格好の「遊び場」であり、毎日のように友人たちと野球をした「野球場」だったことも良い思い出であります。

やがて時代の移り変わりと共に、この場所で遊ぶ子供たちの姿を目にすることはなくなり、いつしか「みんなの広場」は「お寺の敷地」でしかなくなったようで、このまま「広場」で残しておく理由もやはりなくなっていたといえそうです。

さればこの先、皆さまに安心してお参りしていただけるよう改善するべきことは改善する、しかしながら残すべきものは残す。今回の工事にあたりもっとも大切にしたかったことでもあります。

ご門徒の方々はじめ皆さまのご協力とご理解を得て念願の「駐車場」が整備されたこと、心から御礼申し上げます、まことにありがとうございました。

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